これまでの学習の仕方と逆になるが、
改めて、これまでのシステマティックツリーを
まとめてみましょう。
とはいえ、まだ登場人物は少ないですが。
覚える人は、もちろん将軍様。
とはいえ、新たに登場した人が出てきたので、
一人だけ違う人も流れに入れておこう。
あくまで流れを系統的につかむためのツリーなので、
それぞれの人物が行ったことは、
この前までのページで確認してください。
江戸時代創造期
①徳川家康(初代将軍)
・天下分け目の決戦、関ヶ原の戦いに勝利して、
全国の大名を従える。
・豊臣家にとどめをさす。
・大名の配置換えをはじめる
・法をつくり、大名、朝廷をおさえる。
※朱印船貿易で商売独占
※キリスト教は禁止する。
②徳川秀忠(2代将軍)
※禁教令をパワーアップ
したのだが、貿易を続けてるので
徹底できない。
③徳川家光(3代将軍)
・おおよそ家康が作り始めた組織的なものを
完成させ、参勤交代を追加。
※島原・天草一揆をへて、
とうとうポルトガルとの貿易をやめる。
→オランダと清のみ貿易
いわゆる鎖国を完成させる。
④徳川綱吉(5代将軍)
・やることがなくなったので、
学問(儒学・朱子学)で国を治める。
・ところが、
金を使いすぎて、幕府の財政難がはじまる。
・小判を1.5倍にして、経済を混乱させる。
☆ちょうど元禄文化が花開く。
+新井白石
・小判をもとにもどして、
経済混乱は解消する。
(正徳の治)
but社会は混乱したまま…
幕府の日本統制の流れと別に、
貿易対策の流れを
※斜体文字
で表しました。
それだけ取り出してノートに
まとめてもいいかと思います。
さて、
なんとか新井白石まで登場したことで、
経済混乱は解消したようだ。
ただ、残された問題は1つありますね。
「お金がない」
という大問題だ。
そして、社会も混乱している…
この問題に
幕府がどう向き合っていくかが、
次の江戸幕府問題解決編?と
つながっていくのである。
次から新章スタート