1 《中学歴史(社会)》次なる外交問題のポイントは?VS清・朝鮮・ロシア~日清・日露戦争へ

明治時代(4)明治の残された外交問題編
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前の章にて、国内問題をずっと追ってきた。

とはいえ、もちろん

同時進行で外交問題も

問題解決へ向け進んではいる。

前回の外交関係の学習

明治時代(2)対外関係整理編では、

以下の所まで話が進んでいる。

この前の学習までの成果

①どこまでが日本なのか

 大きな枠組みは決まった。

清とは一応対等な立場となった。

朝鮮国を開国させ、

 不平等条約を結ばせた

 そして、清の影響を受けないため、

 自主の国なのだとした

残った課題と新たな課題

①不平等条約を改正できていない。

②朝鮮をめぐって、清との仲が悪くなった。

③朝鮮をどうするのか。

といったところである。

今回の学習では、

もちろん黄色い部分の学習となる。

とはいえ、

ココで一度、

アジアだけでなく、

グローバルな視野で

世界情況をつかんでおきたい。

ここで世界を見てみよう。

実は、世界はこれだけ植民地の取り合いをしているのである。

もう、世界は一部の色でカラフルなこと!

やっぱり「欧米か」

目的は、

YOUはどうして日本へ?弐まとめ

も振り返っておこう。

簡単にいうと、

産業革命の商品を売ったり、

産業に使う資源を手に入れたりするのに

植民地を広げていっているのだ。

なお、このように、

武力を背景に

植民地を広げていく動き

帝国主義といっている。

それに比べ…

東アジアの国は、

「驚きの白さ」

つまり、

日本も強い国にならないと、

いつ植民地になってもおかしくない

状況にあるわけだ。

だからこそ、

維新政府は強い国を作ろうとしていたのである。

そして、

東アジアが驚きの白さで

あるってことは、

狙われる可能性もあるが

日本色に染めるチャンスでもある

ということだろう。

この様子を表す有名な絵がある。

小学校でも見た、ビゴーさんのあれだ。

ということで、

以上のことから、

次なる外交問題のポイントは?

次なる外交問題のポイント

不平等条約改正に決着をつける

②日本が植民地にならないために

 植民地を作る必要がある。

 狙いは「朝鮮

③そのためには、「清」との

 争いは避けられない。

④さらにロシアの南下政策

 対処しなければならない。

重要な視点

どのように朝鮮に対処していくのか