4 《中学歴史(社会)》ペリーの出身地アメリカって、そもそもどんな国?独立戦争・独立宣言

☆YOUはどうして日本へ?弐
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この前、

このペリーが1853年に日本へやってきたことは伝えた。

だが、実はまだこの時、

アメリカ合衆国

たったの77歳

2022年現在いまだに

246歳だ。

で、中学生の情報だと、

コロンブスがアメリカ大陸発見(西インド諸島到着)

で止まっている。

その後の話だ。

そもそも、その後どうなったか。

単純にいうと、見つけたのはスペインなのだが、

その後北アメリカは、おもに

イギリスフランススペインの植民地となっていった。

とはいえ、1723年には、イギリスの植民地が13州まで広がっていた。

スタートはバージニア州、このあたりからスタート。

(google mapより)

13個目がジョージア州。

そして、イギリスとフランスがいるってことは

バトルもあったということ。

ここで、このイギリス人の生活について知っておかないといけない。

アメリカに住むイギリス人の生活

①本国イギリスの政策には一切かかわれない。

②本国イギリスから放任されている。

③そのかわり税金もかかっていない

④ということで、自由な気風で、議会を開いてみんなで決めていた

⑤やっぱりお茶は好き

こんなところが重要なところ。

で、先ほど述べたように、

ヨーロッパ(七年戦争)とアメリカ(フレンチ・インディアン戦争)で

戦いが起きた。

結果お金がないという状況に陥った。

ここから、今回の物語が始まる。

さて、お金がなくなった本土イギリス人はどうしたか。

イギリス議会
イギリス議会

これからは、アメリカに住むイギリス人も、

税金を払いなさい!

こうなるわなあ。さあ、どう答える?

なんで、政治に参加できんのに、

税金払わんとだめなんだ?

代表なくして課税なし!

と、本国とアメリカに住むイギリス人とでいざこざがはじまる。

引くに引けない本国は、

じゃあ、お茶は東インド会社の

お茶しか飲んではイカン!

それに対して、とうとう植民地人は行動にでた。

教科書の資料で暴れてるヤツあるでしょ?

ボストン茶会事件(1773年)」だ。

こうして、バトル体制に突入。

もう本国イギリスとは縁を切り、

新しい国をつくろう!

もう紅茶なんて飲むもんか!

こうして、とうとう

1775年、アメリカ独立戦争がスタートである。

翌年には、独立宣言を発表となる。

独立軍の指揮官に選ばれたのが、前の戦争で活躍した

ジョージ・ワシントンである。

なお、お茶をのまなくなったアメリカ人は、

コーヒーをガブ飲みする。

必然的に、薄めのコーヒーになる。

これがアメリカンコーヒーね。

とはいえ、独立軍がそう簡単に本国に勝てるわけではない。

と、ここで味方が現れる。

1つ今後も使う、システマティック法則を発表しよう。

システマティック法則

敵の敵は味方!

どういうことか。

つまり、自分の敵を敵とみなしている人は、味方になってくれるということ。

日本でもあったでしょ?

足利義昭の敵は織田信長

武田信玄にとっても織田信長は敵

てことは、共通の敵を持つ

足利義昭武田信玄は味方となるということだ。

さあ、気づいたかな?

独立軍の敵はイギリス。

イギリスを敵としている国あったでしょ?

フランスだ。

つまり、フランスが味方してくれるようになった。

これにて形勢逆転。

そして、

アメリカ合衆国

が成立したのである。

国旗の星条旗は、まだ星の数が13個=州の数

で、要するに

アメリカって、イギリス人の国だったの。

だから、アメリカ人って英語しゃべるでしょ?

英語って、読んで字の如く、

イギリス語よ!

イギリス英語を習った英語の先生に言わせると、

アメリカ英語って、方言なので、

ちょっと使いたくないわ

らしいね。

そして、フランスからも、独立記念品が贈られてる。

独立おめでとう!

自由の女神だ。

なお、これって「灯台」なの。

改めて、どんな国なのか、独立宣言から探りましょう。

アメリカ独立宣言(1776年)

我々は、以下のことは自明の真理であると信じる。

すべての人間はみな平等に創られ、

神によって誰にも奪われない諸権利を

あたえられていること、

その中には、

自由・幸福の追求の権利がある。 つづく

田沼意次
田沼意次

え?もう自由で平等な国になっちゃったの?

パラレルワールドの田沼意次がこれを知ったらびっくりである。

鎖国をしている日本は、情報が少なく、

どんどん浦島太郎状態になっていく。

そして、

初代大統領が、もちろん

ジョージ・ワシントン

なお、ワシントンは2期8年大統領を務めるのだが、

3期目を辞退。

このことより、

今でもアメリカの大統領は2期8年がマックスという

慣例ができた。

あと特徴的なこととして

三権分立が挙げられる。

改めて、ここで中学生として覚えること

システマティックポイントをまとめます。

アメリカ独立までのいきさつ

①イギリス本土の人がアメリカに住むイギリス人に

 税をかけたことをきっかけに、

 独立戦争(1775年)勃発。

 ※反撃のスタートがボストン茶会事件(1773年)

独立宣言発表(1776年)

③初代大統領ジョージ・ワシントン

 (つまり、アメリカはイギリス人が創ったのである》

結果

自由で平等な国ができた。

三権分立を採用。

③フランスが味方してくれたことにより、

 フランスのお金がなくなった

システマティックポイントは、

フランスのお金がなくなったということ。

次の章は、

お金がなくなったフランスでは

どんなことが起こるのか

という学習になります。