「YOUはどうして日本へ?弐」本編は終了した。
今回、このテーマのため、あえて教科書の順番を無視して
取り上げなかった国がいくつかある。
そして、アメリカの後日談もここで一緒におさらいしておきましょう。
ポイントとなる国は、以下の国。
1 ロシア
2 ドイツ
3 アメリカ後日談
とはいえ、令和3年からの教科書は、変に細かい表記が増え、
あまりにもわけわからない箇所もあるので、
補足も入れておこうと思います。
1 ロシア
・ロシアは帝国(日露戦争時も、まだ絶対王政チック)
・元禄時代くらいには、シベリアまで支配
・最大の弱点「とても寒くて、冬に港が凍る」
というのをなくすため、
南に領土拡大したい(南下政策)
・黒海あたりに南下したが失敗、
中央アジアにも南下したが失敗、
ということは…気づいたでしょうか?
残された南下できる場所は、
朝鮮、日本あたりしかなくなった。
2 ドイツ
・フランス革命後くらいは、
まだドイツ連邦として、
さまざまな小国が集まって1つの組織となっていた。
・その小国の中にプロイセンやオーストリアがあった。
・普墺戦争(プロイセンVSオーストリア)、
普仏戦争(プロイセンVSフランス)を経て、
プロイセンがドイツ帝国として
1871年ドイツを統一。
※ただし、これは明治維新後の話である。
・帝国ということは、つまり皇帝がいるのだが、
それより有名なのが、鉄血宰相ビスマルク
※皇帝がいる国ってことが、今後大日本帝国憲法を作るときに
システマティックポイントとなる。
マーカー部分だけ覚えればOK
3 アメリカ後日談
・ペリーがくるころには、西海岸までアメリカとなってる。
・最初に植民地とした北部は商工業中心に発展。
・南部はプランテーション(農場)経営。
農場に黒人奴隷を連れてきてた。
・南部と北部で1861年戦争になった。
(南北戦争)
・リンカン大統領率いる北部が勝利。
※この1861年ってのがポイント。
だからわざわざ教科書に出ている。
日米修好通商条約の3年後ね。