※《中学歴史(社会)》日本国支配のしくみ 5鎌倉幕府システム

知るべき土地制度
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さて、というわけで、

武士が日本を直接支配する仕組み(幕府)
完成したわけだが、これまでと何が変わったのか

ポイントをしぼってまとめておくと…

①土地に関わること
 一番大きいのがこれ。教科書では、
 「御恩と奉公」の主従関係
 とあるが、御恩とは何か。
 飛躍して言うと

○朝廷から借りパクしていたような土地が、本当に自分のものになった
○戦いに勝ったら、新しい土地までもらえた

この仕組みができあがったおかげで、例の承久の乱のときの北条政子の話につながるのである。

なお、このしくみ、
幕府の力が大きくなると、土地が増えるので、
男女問わずみんなで土地を相続したの。

ここで待っているのが、
「じゃ、全国を完全に掌握したらどうなるんだろう」
あげる土地がなくなったら、どうなるんだろうな

②しくみ
 これから常に幕府ができたら
 最低限おぼえておかなければならないのは、次のこと

1 将軍の補佐役は、何というか(誰か)
2 幕府の敵を監視する役は、何というか

 この2点は、最低限覚えておくこと
余裕があれば、中央の役職くらい覚えておくといい
(今回は、侍所・政所・問注所)

でだ…
今回の幕府でややこしいのは、
源氏が幕府を開いたのに、
源頼朝の息子が死んでしまい、
実質嫁さんの実家に執権として
実権を握られている
ことである。

だから、覚えなければならないのは、
源さんでなく北条さんなのである。

<span class="fz-24px">御家人</span>
御家人

いざ、鎌倉!