2 《中学歴史(社会)》どうしてアメリカと戦う決意をしてしまったのか:太平洋戦争

昭和時代(2)太平洋戦争そして終戦編
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前回、盧溝橋事件をきっかけに日中戦争

それとともに、底なし沼に足を突っ込んでしまった学習をした。

底なし沼の原因影響を簡単に挙げると

沼の原因

①中国国民党と共産党の停戦協力

アメリカ介石支援

影響

様々なものが不足していった

つまり、長期繊維なればなるほど、

日本の弱点が顕著に表れるのだ…

それは

○岡監督?
○岡監督?

日本の不安要素その1

それは

資源がないことだ

とかく

石油がないと

何もうごかんよ

これがつきた地点で、

あきらめなくても

そこで

試合終了ですよ

という状況である…

で今回の学習ポイントは、

①資源不足の日本はどういう手段に出たのか。

②それに対して外国はどう手を打ったのか。

①資源不足の日本はどういう手段に出たのか。

早急な課題が、まずこれである。

もうやれることは、これしかない。

ないのなら、

あるとこいこう

ほととぎす

あと必要なのが、

そこに進軍する「たてまえ」だ。

両方があるところはどこだろう…

そこで登場するのが、なつかしの地図だ

資源があって、近くにあって、戦いにいくたてまえができるところ。

それは…

緑の部分だ。

緑はフランス領なので、

フランス領インドシナという。

たてまえはこうだ。

みんな、

日本がフランスを

追い出してやるよ。

欧米を追い出して、

アジアのみんなで

がんばろうよ!

これを

大東亜共栄圏という。

原住民は、当初こんな反応だった。

ヒャッハー

ありがとう日本。

これで

欧米の支配から

解放される。

だが、しばらくすると、気づくのだ。

なんか、結局

日本のやってることって、

フランスと変わらんやん。

てか、それ以上ひどくね?

これが、もとからの日本の作戦だ…

フランス領インドシナの資源を手に入れるとともに、

ルートもぶった切ったぜ。

一石二鳥だ!

ということだ。

それと同時期、とうとう

日独伊三国同盟(1940年)

を結ぶことになった。

なお、この日本の南進にあたり、

北の防衛が手薄になる。

そのため、北にいるロシアとは、

日ソ中立条約1941年)

を結んで、備えた。

もちろん、

欧米もこれを黙って見ているはずがない。

②それに対して外国はどう手を打ったのか。

もちろん手を引いているのは、この人。

<span class="fz-20px"><strong>アメリカ</strong></span>
アメリカ

おれ、口は出すけど手は出さんからな。

要は、日本って、石油がなければ

なんもできんだろ?

この話にのってきたのが4国

アメリカ(America)

イギリス(Britain)

中国(Chaina)

オランダ(Dutch)

この4国で日本への石油輸出を禁止してしまったわけだ。

なので、これを

ABCD包囲陣とよんでいる。

もはや、このまま待っていても

座して死を待つのみ…

戦っても、アメリカに勝ち目はゼロに等しい…

王手飛車取り状態なのである。

もう日本は…

最後の手段に出るしかなかった…

<span class="fz-20px"><strong>東条英機</strong></span>
東条英機

もう、

アメリカと戦争

するしかない…

反対勢力を押し切り、

東条英機はアメリカとの開戦を決意するのであった。

そして、とうとうこの日を迎える…

1941年12月8日

日本はハワイの真珠湾を攻撃するに至ったのだ。

とうとう太平洋戦争突入となってしまうのである。

※太平洋戦争とは

第二次世界大戦の一部で、

主に太平洋地域で行われた

日本VSアメリカ(イギリス)の戦争

今回の学習はここまでにしたいと思います。

次回は、

あえて後回しにしておいた

世界全体の状況を見ておこうと思います。

どうしてアメリカと戦う決意をしてしまったのか

☆背景

○日中戦争の長期化による資源不足

☆経緯

日ソ中立条約(1941年)を結ぶ。

大東和共栄圏を提唱し、

 フランス領インドシナに進軍

③それに対して、

 アメリカら4国が

 ABCD包囲陣を組み、

 日本への石油輸出を禁止する。

④日本は東条英機首相となり、

 アメリカとの戦争を決定する。

1941年12月8日 

 ハワイの真珠湾を奇襲する。

 太平洋戦争のはじまり

※ちなみに

 日中戦争もまだ継続中だ