日中戦争から考えると、8年もの戦時体制、
日清・日露戦争のころから計算すると、
半世紀にもおよぶ戦いの歴史が、
1945年(昭和20年)8月15日に終焉した。
前にも述べたが、この年というのは、
2023年現在、78歳のお兄様、お姉様が生まれた年である。
この方々よりセンパイは、戦争を経験しているということ。
もう多くの人が、
「戦争を知らない子供たち」なのである。
もちろん筆者自身もそうである。
おとんが1945年生まれなので、当たり前だ。
そこで、まずは
戦争を知らない私たちが、
これまで学習を進めてきて、
どうして戦争を止められなかったのか
ということを考えたいということ。
あくまで極端なたとえだが、
現在、万一だれかが
さんより
ウクライナに
自衛隊送るんだ
と言っても、
は?反対!反対!
内閣を倒せ!
となる可能性あるでしょ?
なぜ、当時はこうならなかったのか
ということだ。
だって、アメリカとの戦争は無謀だって思ってた人多かったと思うやん。
でも何もおきんかったんよ。
明治時代から振り返り、
様々な方面から考えてみましょう。
※授業では、これを中学生と1時間かけて考え出したものだ。
これらの疑問から、
答えを読み解いてみよう。
なんで反対しなかったんだろう…
当時の合い言葉は
お国のため
なぜそう言うのか…
そっか…
学校でそう
教えられたんだ
ということ。
じゃあ、
なぜ反対できなかったのか
国に反対したら
法律によって
つかまったんだ
もちろん
軍隊も
あったしね
なぜ国家総動員法なんて作れたのか
そういや、
大日本帝国憲法って
個人の権利を
法律で制限できたっけ…
誰が法律を作っていたのか
大日本帝国下では
お客様は神様…
じゃなく、
天皇は神聖だったか
軍の統帥権も
もってたな
当時、総理大臣は、
最終的に
天皇が決めてたよ
今みたいに
参議院じゃなくって
選挙すらない
貴族院もいたしな
わたし、
大人になっても
選挙権なかったよ
経済も、
一部の資産家が
牛耳ってたっぽいな
といったところが、
みんなの疑問への答えの一部だろう…
そこで次回は
どうこれを打ち破るのか
ということである。
今回は、とくにまとめませんので、
上のみんなのコメントをよく見て、
次の学習につなげましょう。