5 《中学歴史(社会)》足利義政については、何を覚えるべきなのか

室町時代
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小学校の学習では、室町時代は文化ばっかりだった。

そのため、

銀閣をつくった足利義政、ごいご○すー。

てとこで終わっているかもしれない。

たしかに銀閣はすごい。

行ってみるとしびれる。

ちなみに場所は、京都の碁盤の目のけっこう北西寄り(google map)

だから、東山

で、なぜ小学校で室町時代の政治史がないのか。

単純なことだ

ずばり、何もやってないからだ

13歳で将軍になってから、なんも世の中のことに関わってない。

ちなみに銀閣も、本名は

慈照寺(臨済宗)

であり、その中に銀閣がある。

なお、有名な書院造の写真で載ってるのは

同じ敷地にある「東求堂」の「同仁斎」って部屋だ。

※書院造:ふすまや障子、床の間などがあるお部屋のつくりのこと

でも中学校で覚えておかなければならないのは、

あとつぎを決めきれなかったってことだ。

ずっと息子が生まれず、仕方なく弟を次の将軍に指名していたら、

そんな時に限って息子が生まれるってパターンだ。

で、どっちが将軍になるかで、トンデモな争いが起きてしまう。

それが

1467年(ひとよむな応仁の乱(これも意外と正答率が低い語句である)

有力守護大名が、弟派と息子派に分かれて争いをはじめてしまう。

それも11年も続き、京都を焼け野原にしてしまう。

ここから先、戦国時代になるので、年号もおぼえておくと、のちのちすっきりする。

さあ…再び這い寄る混沌

足利義政については、何を覚えるべきなのか

①跡継ぎ争いをうんでしまい、応仁の乱の原因の一端をになってしまう

 (戦国時代の幕を開けてしまう。)

銀閣を建てる→東山文化

 やっぱり禅宗のお寺ということは、京都は禅宗のしきたりいっぱいになっていく

 水墨画雪舟)も、その影響。

(実は禅宗の文化って、今でも日本にすごく根付いている)

 なお、東山文化は、狂言が有名(野村萬斎さんがやってるやつ)