とうとう、江戸時代も、次の章に突入する。
創造期の江戸幕府の将軍様により、
盤石な体制が作られたことを学習してきた。
結果、江戸幕府は260年続くこととなった。
しかし、ターニングポイントが訪れたことを
最後に確認した。そして、その問題は
①お金がなく、財政が苦しい。
②社会が不安定になっている。
大きくこの2点である。
徳川綱吉の時代が終わり、
7代将軍のこの人の時代も終わる。(おぼえなくていい。)
ん?なんかえらく子どもっぽくない?
と思うのも当然。
なんせ、将軍になって3年、満6歳でこの世を去ったから。
これにて、なんと徳川秀忠のおうち、
つまり徳川家本家の後継ぎがいなくなってしまった。
この状態を改革できる人はどのような人物か?
まずは徳川秀忠の兄弟の家族、
分家さんから将軍を出すこととなる。
有名な人は、この人
8代将軍様ね。
この人は、紀州藩(和歌山県)の徳川さん。
この人は有名なんだけど、なんせ次の将軍様から…
こんな状態だ…
なので、教科書に出てくる重要な人物は
将軍様ではなくなっていく。
代わりに表舞台に登場するのが老中である。
老中…譜代大名から選ばれた、将軍の補佐役
というわけで、
この章では、
8代将軍様と、
3人の老中のやったことを、
その時の問題をからめて、
システマティックに
学習してまとめていきましょう。
短評
⑨家重:言語が不明瞭だった。猿楽大好き。
⑩家治:趣味の将棋が大好き。単にやる気がなかったとの説あり。
⑪家斉:とてもキビしい人だった。
⑫家慶:何を言っても「そうせい」と言ってくれた。
⑬家定:体が弱く、ずっと後継ぎが誰か考えていた。つづく