2 《中学歴史(社会)》江戸時代のヨーロッパ諸国とは:絶対王政 キホン編

☆YOUはどうして日本へ?弐
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これからはじまる、

「YOUはどうして日本へ?弐」は、

基本的に、江戸時代とパラレルワールドのヨーロッパの話となる。

とはいえ、これまでの日本人にとってのヨーロッパ世界は

スペイン・ポルトガル・オランダ

ぐらいが中心だったので、その情勢の変化から

追わなければならない。

なので、時代はもうひとむかし、

16世紀(~1600年)の話から入りましょう。

ということは、日本は安土桃山時代ということ。

イギリスっていうと、

2022年エリザベス女王の話があったように、

今でも王様がいる。

で、今からたどると、この人の話を知っておかないとわからない。

初代エリザベス女王である。

この人がイギリスという国を大きくしたと

いっても過言ではない。

それまでのイギリスは、小さい国だった。

当時最強の国は、「太陽の沈まぬ国」

スペインだ。

なんせ、スペインには

当時最強の軍団、無敵艦隊という海軍がある。

なお、このフェリペさん、

エリザベスに求婚してフラれてんのよ。

で、いろいろあったのだが、

この2人、大きな戦争するの。

無敵艦隊の画像を出せないのが残念だが、

調べてみると出てくるので、

「アルマダ海戦」で調べてみましょう。

無敵艦隊の大きさはすさまじいもの。

ただ、この当時の戦い方っていうのは、

キホン「体当たり」だ。

それに対して小回りがきく小さい船にのっ

大砲を積んでいた

イギリス軍は、なんとスペインを倒してしまう、

ジャイアントキリング達成である。

これにて、ヨーロッパの勇は

イギリスとなっていくのであった。

あと、イギリスとして忘れてはいけないのが、

イギリスに住んでた「杉下右京」を知っていると分かるのだが、

相棒(テレビ朝日)の杉下さんが飲んでるものは何か知ってる?

あれ、

紅茶ね。英国ロイヤルミルクティー的な商品あるでしょ?

ひとむかし前のヨーロッパ人のほしかった物は、

香辛料だったが、今ほしいものの1つが

「お茶」だ。このことが、今後事件を生む。

ちなみに、緑茶も紅茶もウーロン茶も、

もとはおんなじ葉っぱだ。

ということで、知っておいてほしいのが、次のことだ。

当時のヨーロッパというと

王様が政治をしていた。

しかも強力な軍隊を持った上、

ルイ14世<br>《フランス》
ルイ14世
《フランス》

神が私を王に選んだんだ。

私に逆らうってコトは、神に逆らうのと同じだ。

と市民に訴えて、絶対的な権限を持っていた。

これを絶対王政という。

神が私を王に選んだって考えを、

王権神授説という。

で、今フランスという国も紹介したのだが、

実はイギリスとフランスって、ちょっと前も

百年戦争ってものをやってたり、

その後も

仲が悪いんだ。

これ知っておくと、今後の流れを

システマティック化するのにけっこう役立つのだ

なお、戦いが絶えないってコトは…

お金がない

という重要問題もかかえる。

ポイントを絞ると、以下のようになる。

これを知った上で、次からの内容に入っていきましょう。

当時のヨーロッパ

①王様が政治をしていた(絶対王政)。

②王様は、神から与えられた地位である。

 (王権神授説

イギリスが一大勢力となる。

イギリスとフランスは犬猿の仲

⑤ヨーロッパ人、お茶(紅茶)が好き

⑥戦いが多く、お金がない