幕府がなくなったことにより、
とうとう新しい国づくりをする素地はできた。
それでもって、いろいろなものが、
びっくりするくらいに変化していくのだ。
こんなふうに
徳川慶喜は、なんと写真家にジョブチェンジだ。
岩倉具視も、アメリカ留学していた息子に
パパ、恥ずかしいから、
そんな髪型やめてくれ!
って言われて髪型チェンジするくらいだ。
で、そもそも、なんで新しい国を作らなければならなかったか
思い出してみよう。
新しい国を作ろうと思ったのは、
薩摩藩と長州藩がメイン
攘夷はムリだと気づいた藩ということは、
外国に負けない強い国をつくらなけらければならない
ということだ。
これが大前提。
ここで中学生に
じゃあ、そもそも
日本を強い国にするには、
何をしなければならないのか。
と、よく質問したものだ。
これがよくある返答
・植民地を作る
・武器を強くする
・産業を発展させる
・強い軍隊を作る
・そのためにはお金がいる などなど
どれも正解である。
で、どのように、これを達成するかがこれからの学習である。
そして、明治時代(1)では、
①そもそも統治システムがどう変化したのか?
②富国強兵の「強兵」のために何をするのか?
③富国強兵の「富国」のために何をするのか?
をまとめましょう。
植民地の話は、明治時代(2)以降で
考えていきたいと思います。