2 《中学歴史(社会)》戦争を止められなかった日本の世界観をぶっ壊せ①戦後改革

昭和時代(3)平和主義の道と2分する世界編
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前回、戦争を止められなかったシステム、イデオロギー等を

洗い出してみた。

今回の学習は、まさにこれ。

日本(の世界観)を、

ぶっ壊す!

正直、自分たち日本人の手でこれをやり遂げたかったのだが、

当時の日本人では根本的な変更ができなかったようだ…

ただ、突如グラサンの男が出てきても、

という状態なので、

戦争を止められなかった世界観をぶっ壊せ①

では、

以下の2点に絞って、学習しましょう。

今回のポイントはこの2点

①日本の領土や植民地は、どのようになったのか。

②アメリカは日本をどのように支配しようとしたのか。

ま、その前に、当時の状況を確認。

1945年(昭和20年)8月15日に終戦し、

東京はこのような状況である。

そして、子どもたちは、アメリカ軍人に話しかけるのだ。

ギブ ミー 

チョコレート

これがギミチョコの元ネタであり、本来切実な話だったのである。

焼け野原となった東京では、

みんな生きていくのに精一杯だったのだ。

食料は配給制だったにもかかわらず、売り買いを行う闇市が開かれ、

場合によっては米軍の横流し商品が出回るような世の中であった。

そんだけ米軍が日本にいたってことだ。

では改めて…

①日本の領土や植民地は、どのようになったのか。

これまでの植民地は…

もちろん全キャンセル

朝鮮・台湾をはじめ、全ての植民地をお返しした。

じゃ、領土は…というと、

現在と大きく違うところは…

上陸された沖縄は、アメリカに直接統治されている状態。

つまり、当時沖縄は、車が右側通行だったってことだ。

あと、奄美群島、小笠原諸島も、アメリカの直接統治となった…

あと、このタイミングで不可解なことが…

日ソ中立条約をやぶって南下してきたソ連が、

しれっとそのまま北方領土にいすわりやがる…

という状態である。

②アメリカは日本をどのように支配しようとしたのか。

上に書いたように、沖縄、奄美群島、小笠原諸島は、

アメリカのものって状態だ。

それに対して、

日本本土は、あの男を最高司令官とする組織に

命令を受けながら、

いちおう日本政府が政策を実施しているという状態

間接統治という形をとったのだ。

もちろん、あの男とは…

ダグラス・マッカーサー

その組織が通称GHQ

本名連合国軍最高司令官総司令部である。

よっぽどのひねくれた出題者じゃない限り、

GHQでOK

ということだ。

今回はここまでおさえた上で、

次回、

じゃあ、GHQはどうやって日本をぶっ壊すのかということを学習していきましょう。