教科書とは順序が違うが、
本サイトでは、先に日本の動きに焦点を当てて
第二次世界大戦を見た。
ここで、改めて世界的視野で
ポイントだけ押さえておきたいと思います。
もう、これまでの学習で、対立構造は
だいたい予想がついてると思います。
ズバリこうでしょう。
ファシズム諸国 VS 反ファシズム勢力
わかりやすいでしょ?
つまり おおむね
ドイツ・イタリア+日本 対 それ以外の国
と思えば、中学校ではOK。
ドイツとイタリアは
ローマ(イタリア)とベルリン(ドイツ)を結ぶ線は、枢軸(車輪の軸)だ!
って言ったことから、
ファシズム諸国=枢軸国側
とよばれる。
それ以外は相変わらず連合国
イタリアの動き
○エチオピア侵攻(1935年)
からの、ローマ=ベルリン枢軸
くらいでいい。
まだ世界大戦ではない。
ではドイツはどうか
ドイツの動き
ホントはいろいろ併合、割譲してるけど、
○独ソ不可侵条約(1939年)
を結び、ソ連側の防衛を軽くした上で、
○ポーランド侵攻
※ポーランドはけっこう出題される
このポーランド侵攻に対して、
イギリス、フランスがドイツに宣戦布告したことが、
第二次世界大戦のはじまりである。
なので、当初は、
第二次世界大戦
ドイツ VS イギリス・フランス
なのである。
で、ドイツがフランスに侵攻し、優勢なところで、
イタリアも参戦
(まもなくフランス降伏)
その後、いきづまったドイツは
日独伊三国同盟(1940年)
を結び、
結局独ソ不可侵条約を無視し、
ソ連に侵攻した(1941年)のであった。
今後の話は、日本の話に戻った上で、
おいおい最終結果をあげておこうと思います。
☆それぞれの第二次世界大戦①
1935年
イタリアがエチオピア侵攻
1939年
独ソ不可侵条約からの
ドイツがポーランド侵攻
これに対して
イギリス・フランスがドイツに宣戦布告
1940年
ドイツがフランス侵攻(のち降伏)
→イタリアが参戦
→日独伊三国同盟
1941年
ドイツが独ソ不可侵条約を破棄し、
ソ連に侵攻
☆ドイツに関しておさえておくこと
①ユダヤ人を徹底して迫害した
→アンネの日記にその様子が表れている
→杉原千畝がユダヤ人を日本にこっそり送った
②ドイツの占領政策に対し、抵抗運動がおきた。
(レジスタンスという)