とうとう地球上に人類が表れた
その証拠をもとに、
現在の歴史の解釈をまとめていった。
今回は、時系列では第2回の内容である。
前回、システマティックにつながるポイントとして
旧石器時代…
狩りをしていたので、おひっこし生活だった。
↓
新石器時代
農耕・牧畜がはじまったので
人々が定住するようになった
という話をしたところで終わった。
ということは、
今回の学習はこうなる!
人類が定住をはじめると、世界はどうなるのか
という学習である。
そもそも、
農耕や牧畜が目的なら、
みんなどこに住みたいかということである。
現代人なら、こんなとこ、あこがれるなあ
北海道でゆっくり農耕劇
ってとこか
とはいえ、今でこそ農耕の北海道だが、
土地が広いだけでは、やっぱり農業がしにくい
必要なのは、やっぱりこれだ。
川だ
今でこそ、「かんがい設備」が整ってるが、
4000年前などは、そうはいかない…
みんな人気のスポットを取り合うのだ。
当時の世界的人気居住地ランキング上位はココだ。
①ナイル川沿岸のエジプト
②チグリス川・ユーフラテス川沿岸・現在のイラクあたり(メソポタミア地方:意味は川の間)
③インダス川流域のインド・パキスタン・アフガニスタンあたり
④おもに黄河・長江流域で現在の中国
ひとむかし前は、黄河文明だったのだが、近年の研究で、長江もランキング入り
なので、呼び名も黄河文明ではなくなっている
ってトコかな。
そこに住んでた人たちが作り上げた文化が
すごかったので、
私たちは
それを文明とよんでいる。
①エジプト文明
②メソポタミア文明
③インダス文明
④中国文明
やっぱしこれを
四大文明というわけだ。
つまり、どうなったかっていうと…
こういうことだねえ
人類が定住をはじめると、世界はどうなるのか
☆経過
①農耕・牧畜がはじまる
②大きな川があり、広い平地があるところが人気定住スポットとなる。
③人気定住スポットは、力ずくでみんなで取り合いになる。
④リーダーを決め、みんなで団結していく(国ができる)。
⑤その時々の王を中心に、文化が築かれていく。
☆結果
①ナイル川のほとりに文明が栄える→エジプト文明と名付けた
②チグリス川・ユーフラテス川沿岸に文明→メソポタミア文明
③インダス川のほとりに文明→インダス文明
④黄河流域に文明→中国文明
さて、次回予告
次回は
それぞれが、なぜ文明とまで呼ばれるのか
ということを、くわしく見ていこうと思います。