この前の学習に、
朝鮮国をめぐる方針(征韓論)の違いで、
政府内が真っ二つになったことは学習した。
その結果、
政府なんて、
出ていってやる
となったのだった。
出て行った重要人物は2人、
西郷隆盛と板垣退助だ。
これが、前回の思わぬ副産物。
で、この2人が動いていく。
今回の学習は、
この2人が何をしたか
ということである。
では、1つ目の問題!
そもそも
この2人がなぜ激オコなのか。
共通することはこれ。
大久保め、
無茶苦茶なことしやがって!
ただ、中学校的には、この2人の怒りの続きは
若干ちがう。
西郷は、
おいどんのかわいい部下、
士族をどんどん苦しめやがって。
という思いが強いだろうし、
板垣は、
大久保め、
自分の好き勝手なことしやがって!
といったところだ。
では、2つ目の問題!
じゃあ、
どうやって大久保の専制政治を止めるか
ってことだ。
で、板垣は
これまで日本になかったものを主張していくわけだ。
今回、時代順は逆になるが、
次のように学習を進めましょう。
今回の学習ポイント
①西郷は、この状況に対して何をしたのか。
②板垣らはどのように大久保の専制政治を破ろうとし、
どのような影響を与えたのか。
③政府はこの動きに対して、どう対応しようとしたのか。
では、このシステマティックポイントを
おさえた上で、
本章の学習に進みましょう。